2010年5月15日土曜日

映画『WONDER UNDER WATER』

2002年ドイツ
監督:レニ・リーフェンシュタール

レニが70歳を過ぎてからスキューバ・ダイビングのライセンスを取得。2000回におよぶダイブでカメラにおさめた膨大な映像から、1年余りの時間をかけて編集したのがこの作品。


ベルタ・ヘレーネ・“レニ”・アマーリエ・リーフェンシュタール
(Berta Helene "Leni" Amalie Riefenstahl、1902年8月22日 - 2003年9月8日)
ドイツのベルリン生まれの舞踏家、女優、映画監督、写真家、世界最年長のスクーバダイバーである。
様々な映画、写真集などを残したが、中でも有名なのが、写真集『ヌバ』である。
1962年、アフリカ・スーダンのヌバ族に出会い10年間の取材を続け1973年に10カ国でその写真集『ヌバ』を出版、アーティストとしてセンセーショナルな再起を遂げる。


70歳の時に、50歳?と偽り、ライセンスを撮って、そのライセンス受領の際に本当の年齢を発表したという、大物。

2000回以上も海に潜ったというのがすごい。


さらに、この映画では、サメやウツボ、ウミヘビなどの
怖い生き物が出てくるが、
レニはそれに恐怖ではなく興味をもって撮影をしている。

なんということだ!!


初めて海で、ウツボにであってしまった時、
ウミヘビがスルルとわきを通った時、
ヒヤヒヤして、もう海は怖すぎる!と思った。


しかし、彼等は悪さをしないじゃないかという
堂々たる態度で、撮影をしていたレニは
さすが、ナチスやアフリカのヌバ族を撮っただけあって
勇者である。


それにしても、海の中の熱帯魚たちは、
美しかった。
レニの撮る映像は、原色が豊かで、
はっきりしている。
色々な生き物がこんなにおしゃれな柄なんだ!!
って驚いた。


そういうわけで、この映画は色んな発見があって面白かった。


デザイン、芸術のもとになるのは、自然界なのでは???
と本当に思う。





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