製作年 1983年
製作国 スペイン=仏
原題:EL SUR
監督:ヴィクトル・エリセ
ビクトル・エリセ(Víctor Erice, 1940年6月30日 - )
スペイン出身の映画監督・脚本家である。本名、Victor Erice Aras。
映画学校で学びながら、映画雑誌に批評や評論などを書いて生計を立てていた。1964年、兵役についていたのち、溝口健二の『山椒大夫』を見て大きな感銘を受け、除隊後は映画一筋に生きる道を決意する。その際、「人生を凌駕する、人生を越える映画が存在する」と悟った。68 年、オムニバス映画『対決(Los Desafios)』の一編で監督デビュー。卓抜な演出と映画への飛びぬけた感性で一躍名を知らしめた、73年の『ミツバチのささやき』が、同年サン・セバスティアン国際映画祭でグランプリ。
第二作長編『エル・スール』でも高い評価を受け、第三作長編『マルメロの陽光』で、カンヌ国際映画祭審査員賞、国際批評家連盟賞受賞。10年に1本しか撮らない(もしくは撮れない)、大変寡作な監督として知られているが、これまでの作品はすべて非常に高い評価を得ている。
最新作の『10ミニッツ・オールダー 人生のメビウス』は、数人の監督がそれぞれ10分の短編を集めたオムニバス映画である。
幼少からジョン・フォードのファンである事でも知られる。
2006年、マドリードでアッバス・キアロスタミ監督との映像による往復書簡を展示。
この作家の絵づくりはとても凄かった。
西洋絵画のようだった。
時間の経過を表してるのがとても良かった。
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