1974年製作のアメリカ映画
監督・製作・脚本:フランシス・フォード・コッポラ
映画の構想自体は、監督のフランシス・フォード・コッポラが1960年代中盤から暖めていたものである。
この映画は、サスペンス映画の傑作として高く評価されているというように
確かに、すごい映画だった。
盗聴を担当する録音業者が終いに、自分が盗聴されている心配に陥る。
ロケも、1つの公園と室内が中心で撮られているが、
それを感じないほど、上手くストーリーが構成されていて、
壮大なスケール感だった。
そして、音も特徴的で、盗聴らしく、
野外録音の音質の悪いものがずっと流れてくる。
恐怖のシーンでは、何度もその言葉をリピートして、主人公がテープを巻き戻して聞いたりしていて、
それもまた、観客に恐怖をあおるような効果を持っていた。
色んな意味で勉強になりそうな映画だった。
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