2010年5月25日火曜日
映画『NINE』
2009年のアメリカ映画。
監督:ロブ・マーシャル
ダニエル・デイ=ルイス - グイド・コンティニ(スランプに陥った映画監督)
マリオン・コティヤール - ルイザ(グイドの妻)
ジュディ・デンチ - リリー(衣装デザイナー)
ソフィア・ローレン - グイドの母親
フェデリコ・フェリーニによる自伝的映画『8 1/2』をミュージカル化し、トニー賞を受賞した同名ブロードウェイ・ミュージカルを映画化した作品である。
マーシャルにとっては3作目の映画作品で、映画監督デビュー作でアカデミー賞作品賞を受賞した『シカゴ』に続くミュージカル映画となり、主要なスタッフも再結集している。
ロブ・マーシャル(Rob Marshall、1960年10月17日 - )は、アメリカ合衆国ウィスコンシン州マディソン出身の映画監督・振り付け師。
1982年にカーネギー・メロン大学を卒業後、ブロードウェイで舞台振り付け師として活動を始める。
自他共に認めるボブ・フォッシーのファンであり、かねてから構想を練ってきた彼の代表作『シカゴ』を2002年に映画化。振り付けも担当し、2003年アカデミー賞では最優秀助演女優賞(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)、最優秀美術賞、最優秀衣装賞、最優秀編集賞、最優秀音響賞、最優秀作品賞の6部門でオスカーを獲得した。続く『SAYURI』でも舞踊の振り付けを担当した。
アメリカの、ミューーージカルっていう感じだった。
イタリア男なら遊べ!
みたいなメッセージを歌いまくる女がいたり
ドロドロな感じ。
シカゴを映画化した監督だったけど
衣装から何から何まで
別にシカゴとそんなに変わらなかったように思えて
チャレンジがなかったように思った。
このようなストーリーで
別に心に響く歌でもなかったけれど
多額の資金を投じて
真剣にこの映画を作ったかと思うと
ちょっとよくわからない。
まるで、映画監督が職業病のように、変。というキャラ設定であるが
映画『恋愛小説家』にもあるように、良くある話だった。
ひとつ、面白かったのは、現実の世界と
回想シーンや、今の心の中の自分が別に撮影されていて
それが現実のシーンに織り込まれていた事。
映画だから、別に歌う必要は特にないのだけれど
そういう風に、心の中とかを映し出すには
そんな歌のシーンがあってもきつくはなかった。
衣装も良かった。
ただ、このストーリー
あんなに大女優を沢山使わなくてよかったのでは?と本当に思う。
あんなすごい女優さんを使うなら
もっと演技のやりがいのあるものをやるべきでは。
ミュージカルの映画ってちょっと難しいなって思う。
やっぱり劇場で見るとダンスとか歌とかすごい!って思うから
ストーリーとか気にならないけれど
映画となると、ストーリーが気になる。
やっぱりカメラを通すから、アップとかもできるし、
台詞もちょっとつぶやいた感じで十分、というかそのほうが魅力があるように思う。
劇場では、歌うように、自分の感情を表現するほうが、
音楽と気持ちが乗って、劇場全体をつつみこめるのかもしれないけれど
映画には特に必要がないと思った。
イタリア人はこれを見てどう思うのか。。。
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