監督・製作・脚本 ジェームズ・キャメロン
音楽 ジェームズ・ホーナー
公開 2009年12月
*構想14年、製作に4年以上の歳月を費やした。
まず、3Dメガネを掛けたときにビックリした。
今までの映画とは違って、奥行きがある。
まるでそこで事が起こっているようで、音響の大迫力とともにその世界が包み込んでしまうようだった。
案の定、その感動は、予告編の3Dのアリスで、起こってしまったのだが。
ストーリーとしては、主人公がAVATARの中の自分と実際の自分のどちらが本当の自分か分からなくなってしまい、人間の自分を捨ててしまうという、ところが面白かった。
しかし、後の部分は3Dの迫力を魅せるのが第一目的だったのか、ほとんど戦いのシーンで構成されていて、マンネリ化していたようにも思う。
正義と悪が戦い、正義が勝利するというような、いつもどおりの展開で、戦えば良いというような、姿勢が感じられた。
しかし、3Dは本当にすごかった。
音楽が大ボリュームで流れているので、怖さも緊張も、感動も
振動として大迫力で狭ってくる。
それ以外のものが何も考えられないようになる。
耳を塞ぐと、どんな怖いシーンもそれほどまで怖くなくなる。
やはり音の威力は凄いんだなと思った。
その音楽といえば、、、わりと聞いた事のあるような民族音楽のようであったりして
未来の話なのに、昔懐かしい感じがした。
AVATARが未来の生き物なら、もっと、地球にないような音楽のほうが良かったのでは?と思った。
そうはいっても、迫力、世界観は凄かった。
ただ、3時間ほどの時間のうちに
3Dに慣れてしまう自分がいて驚いた。
なんという順応力。
人間って恐ろしいなと思った。
この調子でいったら、3Dの時代も数年で過ぎて、
また新しい次元に行ってしまうのか…??
あと、凄いのが興行収入。
軽く、制作費の10倍は越えてしまう。
映画ってすごい!!
また、アリスとか、もっとファンタジーにせめてくるだろうから、
見に行ってみたいと思う。
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